アフィリエイト収入を赤裸々に語るブログ

フィクションであって欲しい…

Kindle Paperwhite(2015)を購入。

f:id:affili-zenra:20151023143650p:plain

「Kindle(キンドル)」を購入してしまった。もう後戻りはできない。
金が無い分際で遂に禁断の果実に手を付けてしまったのである。

 

唐突であるが私は本が好きだ
そして読むのはもっぱら「文庫本」である。

 

「文庫本」というのは「新刊」が発行されたのち、ある程度の販売期間が経ってから再度発行される「廉価版小説」のことである。

 

「新刊」と違いハードカバーではなく、サイズも小さくなり紙質もあまり良くないせいか色変わりが起きやすいが、価格は半値以下で購入できることが多い。

 

これは経済事情が非常に乏しい私にとっては大変ありがたいシステムだ。

 

しかし「文庫本」は価格が安い分、つい衝動買いをしてしまうのが悩みの種だ。

f:id:affili-zenra:20151023145222j:plain

これは今月に購入した「文庫本」である。今月は文庫本だけで「6冊」購入している。

 

多い時では月に「10冊程度」購入することもあり、「文庫本」自体は小さいが、ちりも積もれば山となり、ただでさえ窮屈な我が家をより圧迫してくるのである。

 

時には古本屋に持ち込んだり、知人に「お前の人生をやり直せるのはこの本だ!」などと言って貸したり(あげたり)するのだが、たまに読み返したくなる本や、家宝にしたくなるほど面白い本は、なかなか手放せないものである。

 

さらにそういった事情にプラスして、最近ではどうも文字が小さく、読みづらく感じるようになった。決して老眼のせいではない(と思いたい)。

 

色々な問題を踏まえつつ、懐事情と検討した結果、Kindleを購入するに至ったのである。

 

選んだのは「Kindle Paperwhite (ニューモデル) Wi-Fi」という商品だ。実はこれよりも安い「Kindle」もあるが、Paperwhiteのほうが画面の解像度が良いらしく、バックライト機能がついているため、暗い部屋でも問題なく本を読むことが出来る。Paperwhiteの方が少し値は張るが、悩んだ末こちらを選択した。

 

そして届いた商品がこれだ。

f:id:affili-zenra:20151023150443j:plain

さらに、今回のKindle購入に合わせて「和柄のスキンシール」も購入した。

f:id:affili-zenra:20151023150145j:plain

自分の好みのデザインにすることで、物への愛着は強固なものとなる。(と思う)

 

ちなみに今回Kindleを購入後に初めてダウンロードした電子書籍は「俺たちバブル入行組」シリーズだ。

 

そう。今さらながら「半沢直樹」だ。

オレたちバブル入行組 (文春文庫)

オレたちバブル入行組 (文春文庫)

 

 

「半沢直樹」シリーズのドラマを観てはいたが、実は小説は読んだことがなかった。
読み始めてわかったが、悲しいことに面白すぎた(そして気づくのが遅すぎた)。

 

始めはシリーズ1巻となる「俺たちバブル入行組」だけを購入するハズだったのだが、読み込んでいる内に気づいたら3巻目となる「ロスジェネの逆襲」までを1日で読破してしまった(4巻目「銀翼のイカロス」は文庫化されていないので未読である)。

 

こうなるから小説は恐ろしい。

 

話が少し脱線してしまったが、Kindleを購入してまず驚いたのが、その大きさと軽さだ。

f:id:affili-zenra:20151023145634j:plain

文庫本よりは少し大きく、少し重いが片手で持つぶんには全く問題ない。

 

更に驚いたのが文字の美しさだ。フォントは文庫本のと同じであるので、すぐに慣れてしまうが印刷された文章を読んでいるようでとても感動した。

f:id:affili-zenra:20151023145653j:plain

しっかり文字サイズが変更できるのも非常にありがたい。しつこいかも知れないが私は決して老眼ではない(たまたま疲れていただけ)。Kindleだって文庫本より多少文字を大きくすればバッチリ読み取れる。

 

購入した時点で今の今までパーフェクトであるが、あえて不満点を言うとすれば2点ほどであろうか。

不満点1:本体価格の高さ

1つ目本体価格の高さだ。

今回買った「Kindle Paperwhite」で一番安いのでも14,280円という値段設定は決して一般市民の懐事情に優しくはない。

ちなみに私が購入した「Kindle Paperwhite」の「キャンペーンなし情報なし」バージョンは16,280円だった。

ただ幸いな事に知人に「プライム会員」がいたため、靴底を舐める勢いで頼み込んだ結果、代理購入をしてもらい、5,000円割り引きで購入することが出来た。

不満点2:電子書籍化されていない本

2つ目電子書籍化されていない小説が意外と多い事だ。
これは出版社や作家の意向が反映されているのかもしれない。

 

ぶっ飛び作家(と勝手に呼んでいる)「西加奈子」の作品はどれも大好きなのだが、残念ながらKindle版は無かった。しかしドラマ「半沢直樹」やいま放送されている「下町ロケット」の原作で有名な「池井戸潤」の作品はほぼ電子書籍化されている。この辺りは将来的に電子書籍化されるのか、はたまた永遠にされないのか良くわからないところだ。

 

電子書籍に関しては肯定派・否定派、分かれるところだろうが購入前はもちろん否定派だった。

 

やはり紙の質感を感じながら読むのはとても心地が良い(文庫だけど)。

 

しかし、ただの文字から登場人物が飛び出してくるような創造的な作品に出会えた時のあのアドレナリン感は、電子書籍でも文庫でも同じように感じた。

 

結局のところ、衝動買い欲求はまったく抑えられていないが、

文庫本とKindleを両立させながら、小説ライフを楽しんでいきたいと思う。

 

Kindle Paperwhite (ニューモデル) Wi-Fi

Kindle Paperwhite (ニューモデル) Wi-Fi