アフィリエイト収入を赤裸々に語るブログ

フィクションであって欲しい…

8月のきせき。~広告がおわるとき編~

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8月の中旬、1本のメールからその物語は始まった。

 

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A8ネットを利用する、とある広告主からの掲載終了報告である。

 

 

こういったことは特段珍しいことではない。

広告主がアフィリエイトプログラムを終了する場合は主に3パターンあると思う。

 

1:短期的なプロモーション活動などを行っていて、広告予算が尽きた場合

2:アフィリエイト経由の申し込みが減少、または商品の販売を終了する場合

3:その他、広告主のサイトがリニューアルする場合など

 

 

「1」における場合は広告予算の増加など、広告が再度復活する可能性が高いが、「2」における場合はアフィリエイト経由での収益見込みが無いと判断され、広告が再度復活する可能性が低い。

 

 

残念ながら今回のケースでは「2」であった。

 

 

アフィリエイト広告(アフィリエイトプログラム)が終了すると、アフィリエイター達はサイトの改修に追われる事になる。ひとたび終了すれば、かつて広告を掲載していたスペースは無関係なバナーに置き換えられ、SEO的にもよろしくないからだ。

 

 

幸いにも私のサイトの場合、一部ページを改修するだけで済んだので、ダメージは軽度であった。また、この広告の成果獲得が0件であったのも大きい。中止となった商材がメイン収入源であった場合や、アフィリエイトサイト自体がその商材しか取り扱ってなかった場合は、まさに地獄絵図であろう。

 

 

アフィリエイター達の生活はプレッシャーも苦労も無いものと思われがちだが、そうとも言い切れないのだ。

 

 

軽傷で済んだ私は広告主から来たメールの謝辞などを読みながら、「大変感謝しております。とか俺成果0なのに草不可避ww」などと、半ば自虐的に笑っていたのだが、とりあえず私は、掲載終了日まで広告を残しておくことにした。(単に改修が面倒だっただけであるが…)

 

 

特に改修することもなく、しばらくするとこの事もすっかり忘れてしまっており、当然のごとくこの広告は成約"0"記録を更新し続けるだけの厄介者あった。

 

 

それから時は流れ、来たる9月1日。私はA8ネット経由で来た広告主からのとあるメールで思い出すこととなる。

 

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「あぁそういえば、この広告、昨日で終わりだったんだな…。」

 

 

広告スペースの改修という厄介事に、私はひとつため息をつき、日課である昨日の成果を確認するのである。

 

 

使い古したキーボードに、リズムよくキーを叩く。私はこの作業を、はたして何回繰り返してきたのだろうか…。息をするかのごとく、慣れた手つきで私はA8ネットの管理画面を開いた。

 

 

私は驚きを隠せなかった…。

 

 

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「まさか…!? 売れている…だと…??」

 

 

まるで雑草に咲く1輪の秋桜(コスモス)のように、彼女は凛としたたたずまいで私を見つめていた。

 

 

売れないと諦めていた、あの広告が「掲載の最終日」という日に1つだけ売れていたのだ。 これは奇跡だ。

 

 

何の因果か神のイタズラか、その瞬間私は興奮を抑えきれなかった。それは広告主からのちょっとしたプレゼントだったのかもしれない。

 

 

「いままで…(載せてくれて)ありがとう…。」

 

 

消え入るようなか細い声で、彼女は最後の力を振り絞り、私に語りかけた。

 

 

「頑張るから……! 俺、(売れるように)死ぬ気で頑張るから…!!!」

 

 

使い古したキーボードに、"ぽとり”となにかが滴(したた)り落ちるのを感じた。

 

 

それは9月の、小雨の降る肌寒い日の出来事であった。